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マフラー交換


基本的にワレワレ、東京の若者みたいなストリート系みたいなカスタムはダイッキライなんですよ。
青いタンクのTW200に白いシート、スーパートラップをつけてバスバス言わしながら走り抜けて行くバイクを見ると
「うっせーな、バスバス言わしてんじゃねーよ若造が」と思うワケですよ。

そんなマッコイがマフラーを換えるといい出しました。

聞くと、この前見かけたエストレアが社外マフラーをつけて走ってたそうなんですが、
結構シブいカンジでいい音をさせていたらしいのです。

そう、ワレワレの目指すシブいバイクとは、
ちょっとレトロなモノを感じさせつつ、あくまでも上品なたたずまい。
ゲロみたいな音がするバイクや、スパトラのうるさいだけの下品なマフラーなんて、もってのほかなのです。

マッコイが見たエストレアは、きっとそんなシブい音をさせていたのでしょう。

マッコイは250TR用のマフラーを探し始めました。

キャプトンマフラーってカッコいいよなー。
スリップオンよりはフルエキの方がいいけど、値段高いしなー。
黒いマフラーより、ステンとかの方がいいけど、TRはエンジン回り黒いから、黒マフラーでもいいかー。

などなど・・・

バイクってこういう時間もとてもいいですよね。

迷った挙句、最終的に買ったのは「KERKER スリップオン ブラック」
NAPSで定価4万円のが展示品で2万円くらいでした。

私が昔乗ってたZRXUにもKERKERがついていて、結構いい音がしたのを思い出しました。



ネット通販で買ったので宅急便で届きました。

届いたマフラーはなぜかフルエキ。(?)
よくわからないけど、これでいいらしい。

「まー2万円でフルエキだし、得したなー」

そんなこんなでいざ取り付けへ。


 コレがノーマルマフラーです。

 黒いエンジンに黒いマフラーがマッチしてますね。

古いマフラーを取り外して、KERKERを組み立てます。






 ホーラ。なぜかフルエキ。

 よくわかんないけど得したね。



 エキパイ部分とサイレンサー部分をつなげて・・・



ハイできたー!

KERKERのマフラーを手に喜ぶマッコイ。

コレをフランジに入れて、ステーと固定して・・・


 ハイ!KERKERのマフラーつきました!!



 ノーマルよりちょっとショートになってるけど、
 色も違和感ないし、結構似合ってるジャン。
 
やっぱりマフラーつけたからにはエンジンかけてみないとね。

タンク左下にあるキーを回してイグニッションをONに。
メーター回りのパイロットランプ達が光りました。

チョークを引き、クラッチを握ってセルに手を伸ばします。

ドキドキドキ・・・
どんな音がするんだろう
ウキウキです。

マッコイがセルを回しました。

キュルキュルキュルッッ











バスバスバスバスッ!!!


あああああああああああああっっ!!

うわーん!バスバス言ってるよー!

この音聞いたことあるよー!
そうだ、スーパートラップってマフラーの音とバリ似だよー!

やっちゃったよー
やってしまったよー

ここどこ?
東京?
トーキョー?

違うよね?群馬だよね?
まわりは田んぼだらけだよね??

ああ、なんてカワイソウなマッコイ。

マッコイは2万円で自分のダイッキライなスーパートラップの音がするマフラーを買ってしまったんだ。


「どうする・・・?」
「とりあえずちょっと乗ってみれば・・・?」
「んじゃ試乗してくるわ」

バスバス言わしながら走り去るマッコイ。

後ろから聞くとすっげバスバス音。

走ったカンジ、特にトルクアップとかそんなのも感じなかったみたい。
カワイソウ・・・

マフラーをよく見ると
「KERKER by SUPER TRAPP」
の文字が。

なーんだ、KAERKERってスーパートラップの会社が作ってんのね。
知らなかったー ハハハ

250TRがノーマルマフラーに戻る日は近い。




250TRに戻る

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