最近のクルマって灰皿付いてないんだよね。
世の中は禁煙ブームですな。
昔はどこでもタバコ吸えたのにね。
クルマにもシガーライターなんて便利なモノがあって
ライターがなくてもタバコに火が付けられちゃうんだもんね。
でも今やシガーライターソケットって、タバコに火をつけるっていう目的で使ってる人は
ほとんどいないんじゃないですかね。
シガーライターソケットから携帯電話とかipodとかの充電をしてる人の方が多いと思います。
便利だもんね。
あそこから12V電源が気軽に取れるって。
今ではシガーライターソケットから電源を取るグッズがたくさん出てるもんね。
でもね、クルマにUSBポートが付いてたらもっと便利だと思うのですよ。
シガーライターソケットに差し込むとUSBポートになるようなグッズも売ってるけど、
アレ使っちゃうと肝心のシガーライターソケットが他の用事で使えなくなっちゃうじゃん?
シガーライターソケットの3連ハブみたいなヤツも売ってるけど、
あんまり大きくなっちゃうのもジャマなんです。
そこでシガーライターソケットを殺さずに、車体側から電源供給をして
USBポートを作ろうというのが今回のテーマなんです。
お金かけてもいいんだったら、2000円くらいで売ってる
「シガーライター⇒USB」を買ってきて
バラしてプラスとマイナスの線を追加して、車体側のACCとアースを取るだけで出来るんだけどね。
出来るだけお金をかけない方法でやってみました。
すでにバラしちゃってるんだけど、
使う部品は2つ。
両方とも100均で買えます。
一つ目は「シガーライター⇒USB」
コレ100円。
ダイソーじゃなくてセリア系の100均に売ってます。
二つ目は「単三電池2本⇒USB」
コレももちろん100円。
この2つの商品を組み合わせて作ります。
まず、何で2つ必要かって話を少々。
このセリアの「シガーライター⇒USB」は携帯電話は充電出来るけど
iphoneとかipod、一部のスマホは充電出来ません。
USBってこういうふうになってるじゃん?
中を良く見ると4つのピンというか金属面があってだね、USBマークを上にして左から
・GND(マイナスのことね)
・D+
・D−
・5Vのプラス
という作りになってます。
フツーの携帯電話は単純に一番左と一番右が通電して
5Vのプラスマイナスだけ認識してれば充電できるみたいなんだけど
iphoneとかipod、一部のスマホは真ん中の2つ
・D+
・D−
が通電してないと充電出来ないのだそうです。
んで、セリアの「シガーライター⇒USB」は真ん中の2つ、D+とD−が通電してないから
それを電気的にごまかす必要があると。
それをするのに「単三電池2本⇒USB」を使うというワケです。
コレが「シガーライター⇒USB」
の基盤です。
さすがの100円。
結構雑な作りをしてるけど
コレで100円て考えるとスゴイのかも。
この基盤でいうと、丸で囲ってあるところにあるツノが二つ出てるヤツがD+とD−にあたるところ。
こっちは
「単三電池2本⇒USB」」の基盤ね。
コレも丸で囲ってある二つの突起がD+とD−にあたるところ。
んで、この2つの端子をそれぞれ結線します。
こんなカンジでね。
ちっちゃいからやりづらい。
そうするとね、携帯もipodもiphoneもスマホも何でもUSBから充電できるようになるのよね。
電気って不思議ですね。
んで、動作確認をしてみてOK、ということでクルマに設置です。
配線がぐっちゃぐちゃ。
この中からACC電源を見つけて
エレクトロタップで分岐します。
プラスはACCに、マイナスはボディアースですね。
フツーに。
USBポートはどっかテキトーにパネルに
穴空けて埋め込もうかなとも思ったんですが、
フレキシブルさを考えて
USB延長ケーブルにしました。
コードを裏から通してカーステの横っちょあたりに出してます。
コレで携帯を充電しながらでもシガーライターが使えますね。
200円の自作USBでした。