ジャンボのようなレトロな軽トラにはワイパーは2段階しかないのです。
「HIGH」と「LOW」
それが宿命です。
「HIGH」なんて台風の大雨の時くらいしか使わないモンだから、
基本的には「LOW」だけしか使わん。
でもこの「LOW」も休みなくワイパーが動き続けるから
小雨の時とか結構うざったいんだよね。
んで、間欠ワイパーを後付けしようと。
昔、なんかで調べた時にそんな素敵なアイテムがあったはず。
んでもう一回探してみて、ソッコーで見つかったのが「ミツバ ワイパーコントロールシステム」なるもの。
こういうヤツなんだけどね。
ボリューム式になってて間欠時間を
2秒〜20秒まで好きな時間に設定出来るスグレモノ。
でもね、買うと高いのよ。
4000円以上はしてしまう。
ワイパーごときに4000円は出せねぇ。
ヤフオクをチェックしてると、同じようなヤツの中古品を発見。
なんかすっげ古そうな逸品だけどダイジョウブかコレ。
一応ミツバって書いてあるし
出品者も
「取り外すまでは問題なく使えてました」
って言ってるし・・・
500円だったんで、入札!
そのまま落札!
さーてモノが来たからあとは作業だな。
買った中古品には説明書が付属してなかったんだけど、配線は多分現行のワイパーコントロールシステムと一緒だ!
ということでネットで調べて作業へ。
まずはアレだ。
ハンドル回りのカバーみたいなヤツを外して
ワイパースイッチから出てる配線を確認だな。
なんかホコリまみれですっげ汚いんだけど・・・
詳しい作業手順はネットにも公式ページにも載ってるから詳しく書かないけど、
配線のキモは「オートストップコード」なるものを発見することに尽きるのね。
その線自体が車体から出てなければアウト。
ワイパーコントロールシステムは付かないのです。
フツーのクルマは付いてるんだよ。
つーかフツーのクルマは間欠ワイパーが標準で付いてるのだよ。
ジャンボの場合は古いし、軽トラだし、よくわかんないけど
確認する前にモノ自体を買っちゃったワケ。
んで、テスターで色々と線を調べてたらあった!
多分コレ。
引っ張り出してある白い線ね。
これが見つかれば後はエレクトロタップをかまして配線するだけのチョー簡単作業じゃい。
あとは本体の取付場所だなー
この辺りはどうだい。
灰皿照らす用のライトのスイッチの上のスペース。
なんか何用か分からないナゾの箱が付いてるんだな。
本体の大きさはこの箱を撤去しないとギリギリ入らないスペースなのです。
しょーがねー切るかー。
カッターで地道に作業・・・
よーし取れたぞー!
結構時間かかったぜ、ふぅ。
この時点で結構汗ダク。
このままの状態でそのまま入れてみると
ハイこう!
こうなるのね。
まーわかってたけど、
コの字の鉄板がジャマなのよ。
コの字の鉄板を撤廃して自分でなんか作るかー
アルミ板を切って、その上にお馴染みのフェイクレザーを巻いてみた。
んで、車体との固定は両面テープ。
オモテから見るとこんなカンジ。
ちょっと歪んだ形になっちゃったけどいいや。
本体を先に穴っぽこに入れておいて、
後から自作カバーをかぶせて
ボリュームノブを取り付けて固定する作戦。
ハイ!出来た!!
ちょっと浮いてる感は否めないけど
まぁこんなモンでしょ。
他に取り付けるとこないしなー
純正のワイパーもそのまま使える仕様だから
ワイパースイッチから近いところの方がいいしね。
これで終わると思いきや、実は終わらないのです。
配線をし終わった後に、動作確認をしたんだけど、ボリュームをいじっても間欠時間が2秒〜20秒にならないの。
だいたいその半分くらいの時間かな。
1秒〜10秒くらい。
んで、ミツバのサポートにメールで問い合わせてみたのね。
そしたら後日、電話がかかってきまして。
まーなんだかんだ話をしたんだけど、
結局よくわからないと。
この商品の型番を言ったら
「あーそれかなり前のモノですね。
多分30年くらい前の商品ですよ。」
って言われた。
で、原因不明で間欠時間が短いのは直らないんだけど
500円で1秒〜10秒の間欠ワイパーが付いたということでオッケーとしましたとさ。