えー、こんちは。
お久しぶりです。
またまた更新が遅れてしまいましたが、お盆なのでそろそろアップします。
ついに10発目まで来ました。
いやー、ホントは1年計画くらいなカンジだったんですが
何気に2年くらい経っちゃってるんですかね。
そんな10発目の作業は2010年6月上旬です。
梅雨に入っちゃう前にやっちまおうということでこの時期に決行しました。
んで、前回かなり進んだ感があったので
もう終わっちまうんじゃねえか的なイキフンがあったのですが
予想通りそんなことはなく、強度が足らない各所が次々に壊れ始めました。
さて、それではその一部始終を御覧ください。
えーまず、前回からの引き続きの課題だった
「リアブレーキとアクセルを足元で操作する」
ところです。
右足でアクセル、左足でリアブレーキを操作する作戦です。
セキチューで蝶番を2個買ってきてそれをペダルにするという天才的な閃きにより
ビンテージ風のフォルムが実現しました。
ブレーキキャリパーから引っ張ってきたワイヤーを
こんなカンジで無理やりくっつけます。
ブレーキワイヤー自体はバンディットかなんかのバイクのワイヤーを使いました。
足で蝶番を踏むと、結構な力がかかるので強度的には不安ですがタイコ部分は電子工作で使う圧着チューブみたいなヤツで作って固定しました。
右足側(写真左)はアクセルなのでそんなに力かからないからこんなモンでいいかな。
リアブレーキ部分はこんな風になってます。
ハイ、アクセル&リアブレーキの足元ペダル化は完成!
次はですね、ガソリンタンクですね。
リードのタンクをそのまま流用すればいいんじゃね?ってことになってるんですが
今のままではタンクを置く場所がありません。
ということで・・・
シートに背負わせるという斬新な形にしてみました。
ドライバーのすぐ後ろにガソリンというかなり危険な匂いがします。
場所的にはここがジャストなんだけど、
道路運送車両法とかで言うと
コレOKなんでしょうか?
だれか詳しい人、教えてください。
わからないモノは仕方がないのでとりあえずこのまま行きます。
ハイ次!
コレ、前回作った「手元でシフトチェンジ」機構ですが、
ちょっと無骨すぎるのでカッコよくします。
ダンカンがラシーンのマニュアルシフト一式を仕入れてきたので、
それを流用してみたいと思います。
シフトブーツを通して、
先っぽに軍手の指をチョン切ったものを2重にして被せます。
こんなカンジですね。
そしたらその上からラシーンのシフトノブをギュっとやります。
力まかせにギュっといきます。
そうするとホーラ。
こんなにもクルマっぽくなりました。
やっぱモノホンのクルマの部品付けると違うなー
シフトブーツはフレームとタイラップでテキトーに固定しました。
あ 後ですね、
マフラーの位置が若干曲がっててフレームに干渉しちゃってたんで、こんなカンジで手曲げしてみました。
ガスバーナーで曲げたい部分をアツアツにして
公園の柵を利用してテコの原理でエイっと曲げます。
結構カンタンに出来ました。
バッテリーも今まではゴムバンドでグルグル巻きにしていただけだったので、コレもラシーンの部品を流用します。
バッテリーを固定するあのヘンな引っ掛け棒みたいなヤツですね。
コレでガッチリ固定できました。
ここまで見てると、今回もものすごく順調に思えてきます。
が、調子に乗って試乗とかしてたらやっぱり壊れました。
いろんなところが。
とりあえず壊れる前の神社カーの勇姿をどうぞ。
いやー、軽快に走ってますなー
コレ、アップするの結構迷ったんだけど
捕まっちゃうよね。
まー捕まるのダンカンだからいいかー
んで調子乗ってるとこんなカンジなことも起こるワケですよ。
チェーンが外れることは日常茶飯事なんだけど、
こんなチャリンコみたいに手ですぐ直せるくらいのモノっていうのも大問題な気がします。
そして何よりも問題なのはチェーンが外れる原因がシャフトの歪みにあるということです。
エンジンかけてタイヤを空転させるとシャフトがグワングワンたわんでるのが良く見えます。
んで、なんだかんだ試乗やら作業やらしてて、「バックすると外れる」ってコトに気づきました。
根本的な問題を直さずに
「前進なら出来るんだな。んじゃとりあえずいいかソレで」
となるのがオレらの素晴らしいポジティブシンキングなところです。
ダンカンのように調子に乗ってバックすると見事にチェーンが外れます。
そんな精度&強度がない足回りで試乗なんかしてると当然他のところも壊れて行っちゃうんですよね。
クルマの「走る」「止まる」の基本動作のキモであるリアブレーキが壊れてしまいました。
壊れたっていうか、シャフトとブレーキディスクとを溶接してくっつけてるんですが、
甘々な溶接が数十メートルの試乗に耐えきれず悲鳴を上げました。
見よ、ブッ壊れた足回りにより更にモチベーションを失っているマッコイの姿を。
当然ながらこの後、シャフトと溶接したスプロケもグルングルン空回りするようになって
ついに走ることすらできなくなってしまいました。
ここまで来てこの故障は痛いです。
普通のバイクやクルマと違って、一旦全部溶接しちゃってたり
狭いところでボルトをガン締めしちゃったりしてるので
この状態の足回りをもう1回溶接するのは至難のワザです。
足回りをやり直したくないからマッコイなんて全然関係ないフロントのウィンカーとかつけだしてます。
当然オレもやりたくないからダンカンに一任するワケですが、
ここに来て時間も少なくなってきました。
そのタイミングで溶接機から煙が上がってきました。
今回はこの湿っぽい雰囲気のまま時間切れで終了です。
この作業日以降は梅雨&群馬の恐ろしい猛暑ということでしばらく作業はできません。
8月下旬から9月くらいにかけて作戦練り直した後に第11回かなー