クルマ自作4発目!!!

3月半ばの3連休を使って、またまたやりました。

とりあえずですね、3発目までの過程でゴーカートチックな押し車までは出来たのですが、
目標である「公道走行」に向けて、強度が弱すぎるという基本的な構造の問題があらわになりました。

そこで、フレームを作り直すことにしました!

前回のフレームは本棚に使われてたものを流用していて、丸パイプってのがとにかくダメだった。
いろんなモノと固定するその基本となるフレームにRがあると、ガッチリ固定できないのね。

んで、ダンカンとカインズホームへGO。


いろいろフレームになりそうな素材を探しましたが、
コレが一番よさそうで安価でした。

5センチ各の鋼鉄パイプです。

6メートルで3千円くらいでした。

これを横70センチ、縦120センチくらいにして組みます。

ひたすた穴あけです。




四角に組んだところ。

なんか神々しいぞ・・・

まるで神社のようだ・・・

左のコカコーラの箱はニューアイテムです。

雑貨屋で1,200円で買いましたが
作業中のイスとして大活躍です。


前回組んだリアタイヤを移植します。

ベアリングとかシャフトはそのまま使いました。

単純に移植ね。

コカコーラ大活躍ですね。

そして、フレームから作り直すのだから、あの肝心のハンドル及びフロントタイヤ周りはもう少し強化したい。

安心してハンドルをまわしたいー


今回初登場。

Kさんからいただいた100V溶接機です!!

前回は自作したバッテリー溶接機でした。
なんか必要以上にパワーがあって、すぐ穴あいちゃうし
うまく着火しないし、なかなか使い勝手悪かったのです。

今回はコレでステー作成してみます。



フレームとフロントタイヤを接続する部品ですが、前回はL字ステーを組み合わせて作りました。
今回は大きさの違うコの字ステーを2個組み合わせて、2重にしたコの字ステーで強化アップを図ります。




初めての100V溶接体験です。

感想はですね、使いやすい!

本体も小さいし、一度着火すれば安定してアークします。

非常にお手軽なカンジでした。

Kさん、どうもありがとう!

あとはウデを磨きます。






ホラ、こんなに汚いのが出来たよ。

このパーツはコの字ステーが2重になってればOKなので
コレでよしとしよう!

果たして2重コの字ステーの強度はいかに・・・




今のままフレームにフロントタイヤをつけると
走り屋バリに恐ろしく車高が低くなってしまうので
角パイプをもう1本付け足して、そこにタイヤを付ける作戦です。

コレで車高が若干上がります。

前回の20mmの穴あけの連続作業に嫌気がさしたボクらは
ついにステップドリルを買いました。

電気の力ってすばらしいー


このあたりの作業でオレの電動ドライバーが煙をあげて壊れました。
すぐにセキチューに行って新品のアースマンを購入。

この写真の電動ドライバーはマッコイのリョービやね。





ハイ、フロントタイヤつけたところ。

タイヤとフレームをつないでるシルバーのステーがさっき溶接して作ったやつです。

最初は縦方向のフレームの先っぽにタイヤをつけようと思ってたんだけど、車高があまりに低くなる過ぎるので、一番下に横方向のパイプを継ぎ足してそこにタイヤをつけました。



さーて、ハンドルどーすっか。

そこにマッコイ登場。

3連休で作業するって言ったのに、2日目の昼過ぎです。
大遅刻なマッコイに誕生日プレゼント。






ドンキホーテで買った「誠」Tシャツです。


ちゃんとジャケットの上から着てもらいました。


右下にドンキの黄色い袋が輝いています。

さーて、ハンドルハンドル。

どーすっかね。
ここでしばし3人会議。

前回はリードのステアリングを流用してハンドル作ったけど、フツーのクルマのようにハンドルグルグル回せなかった。
強度もないし、精度もないし。
コレね。

今回はせっかくフレームから作り直してるワケだからちゃんとハンドル切りたい。

しかし部品がない。

「ハンドルを斜めにしなければできるな」
「うん、できる」
「そうしよう。とりあえずな」





ハンドルを斜めにしないっていうのはこういうことです。

真ん中の黒いステーの中にハンドルから出た棒が通って、一番下でタイヤから出たテンションロッドと連結します。

仕組みは完璧です。

フォルムはどーなっちゃうのでしょうか・・



「ちょっとハンドルさしてみよっか?」

「さしちゃう?」


うおっ!!

すっげ。

かわいいなー

ものすごくファニーだ。

なんつーか、アレだ。
遊園地とかにあるコーヒーカップ的なノリモノだ。

ハンドルの高さはまだ棒の長さを調節する前なんで高いです。


ダンカン「オレ、これヤダ」

オレとマッコイ「ワガママ言うなダンカン!!斜めにできねえんだからしょうがねえじゃねえか!!」

ダンカン「ヤダヤダー」

オレとマッコイ「いつまでもハンドルのところで足踏みしてるワケにはいかねえんだよ!とりあえず駆動とかブレーキまで漕ぎ着けるのが先決だ!斜めハンドルは完成してからだ!お前は黙って肉まんでも食べてろ!」

ダンカン「わかったブー」


ということで、とりあえずコレでいくことになりました。

そう、まずは全ての機能を完成させることが大事なのです。



棒の長さを調節して、テンションロッドとハンドルをしっかり組んで見ましょう。
白い棒はイレクターパイプを使いました。
強度もそこそこあるし、ジョイントがどこにでも売ってるので。
テンションロッドをくっるける先っぽにもイレクターパイプ用のジョイントを加工して使いました。








ハイ、ハンドルついたー

ものすごくファニー

ハンドルの角度がものすごくコーヒーカップ。

イスはまだ固定してないです。

絵的に入れてみました。


今のまま行くと、完成系は限りなくコレに近いモノになる。

コレでナンバー取って公道走れたらゴイスー。






苦労したフロントの足回りです。

果たしてコレで問題の強度はダイジョウブなのでしょうか??




見よ、このハンドルの角度を。

トラックの運転手もビックリの水平具合。

平らです。
あまりにも平らです。

衝撃のフォルムに撮影会が始まってしまいました。

ただ、コレはまだイス固定してないのです。

オレらが丸々2日間かけてどこまでやったかっていうと・・・





ハイ、こんなカンジ。

ショボイ・・・

これだけ見ると、2時間くらいでできそうだ。

ここまでホントに丸2日かかったぞ。

見たか社会人の男3人の底力。

シートつければダイジョウブだ。

恥ずかしいから早くシートつけようぜ。





シートつきました。

前の写真と見比べるとものすごくクルマっぽくなるね。

シートって大事だな。

このシート、ダンカンが持ってきたやつだけど、
コレなかったら恐らくパイプ椅子とか使ってると思う。

それを考えるとこのシートでよかったなー





高さが合わなかったので、角材を使ってカサ上げしてます。

このアバウトさがオレららしさだな。

しょうがないよね。
3日目の夕方だし。

ダンカンは浜松に帰らなきゃだし。



んで、試走してみたら、そこそこ走れるカンジなのね。エンジンついてないから後ろから誰かに押してもらうんだけど。

んで、町内をグルっと軽く50メートルくらい走ると、なぜかフロントタイヤがユルユルになっちゃうの。

原因を探るために、使用している一輪車用のタイヤを外してバラしてみました。





中に入ってるベアリングがづぶれ気味でした。

シャフトのボルトをガン締めすることにより、
ベアリングが中に入り込んでしまい、うまくタイヤがまわならいというカンジでした。

ベアリングが中に入り込んでしまった分、シャフトに隙間ができて、タイヤグラグラ。



ここに来てこんな問題がー。
もう暗くなっちゃうぞ。
明日は仕事だぞ。

3人で協議した結果、
「ベアリングが中に入らないように、内径16mmの筒を長さぴったりに作って、タイヤの中に入れる」
という方法が考え出されました。

だた、内径16mmの鉄の棒なんてねえだろ。
とりあえずセキチュー行くか?
時間ねえぞ?

そのときオレの目の先に以前ステアリングを延長するのに使った水道管が。
ふと内径を計ってみると、なんとぴったり16mm!!

キター

何センチにすりゃいいんだ?
12.7mmな。

よっしゃ。





バイーン。


早くしないと暗くなるぞー







ハイできたー

ピッチリ作るの結構大変でした。

しかも左右で2本。

よしタイヤの中にイレロー

早くしろー



こんなカンジで棒が入って、その上からベアリングをかぶせます。

コレでシャフトのボルトをガン締めしてもダイジョウブなはず・・・

試してみると・・・

おー
スルスル回るじゃないかー

やったー



第4回はここまでで作業シュウリョウです。

フレームから作り直してある程度やりたいことは出来ました。

次はついにエンジンマウントと駆動系、ブレーキ系です。

エンジンついたらクルマっぽいなー

そして夢の青ナンバー取得だー


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